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Las comedias de Lope de Vega

17世紀スペインの劇作家ロペ・デ・ベガの未邦訳作品を翻訳しています。Traducciones (relativamente libres) de unas comedias de Lope ineditas en japonés. はじめての方はカテゴリー「このブログについて」からご覧ください。無断転載はお断りいたします。

訳者のコメント・バレンシアのらんちき騒ぎcomentarios sobre "Los locos de Valencia"

派生作品

ジャック・ブランシャール 《アンジェリカとメドーロ》1630年代初め? メトロポリタン美術館 http://www.metmuseum.org/ 16世紀前半にイタリアで刊行されたアリオストによる叙事詩『狂えるオルランド』はたいへんな人気を博し、ヨーロッパ各国の文学に影響を…

受け身の男性

私が現在参照しているロペの専門書は、最近出版されたフェリーペ・B・ペドラーサ・ヒメネス(Felipe B. Pedraza Jiménez)の『ロペ・デ・ベガ “自然の怪物”の情熱、作品、運命(Lope de Vega; Pasiones, obra y fortuna del "monstruo de naturaleza")』で…

バレンシアの月

『バレンシアのらんちき騒ぎ』広告 メキシコ、モレリアでの上演 2008年 Tenepal de CACCINI: 31. TEATRO, Los locos de... ピサーノ あの人を檻に入れないのはまずいですよ。 精神病患者をおとなしくさせるには、 閉じ込めておくほうがいいんです。バレリオ …

嫉妬が取り持つ愛

『バレンシアのらんちき騒ぎ』 バレンシア自治州演劇センターでの上演、2011年 “Los locos de Valencia” llegan a la ciudad | uValencia.Info フロリアーノ (傍白) 嫉妬よ、 おまえは最高の取り持ち役だな! おまえは愛を増幅させる。 だれだろう?おまえ…

身分違いの恋2

今回のコメディアにも、身分の高い女性と低い男性との「身分違いの恋」が出てきます。 lopedevega.hatenablog.com ただし、『バレンシアのらんちき騒ぎ』における身分違いの恋は、『アマルフィ公爵夫人の執事』や『守護天使』のようにうまくはいきません。郷…

バレンシアといえば?

現在はパエーリャ(パエリア)と火祭りで有名なバレンシアですが、ロペのコメディアには残念ながらどちらも出てきません。 パエーリャについてインターネットで調べた限りの情報では、バレンシアでは古くから米を生産しており、興味深いところでは、日本から…

シーソーゲーム

『農場の番犬(El perro del hortelano)』 コンパニーア・ナシオナル・デ・テアトロ・クラシコによる上演 2012年 Crítica de 'El perro del hortelano' en el Teatro Lope de Vega de Sevilla - Masteatro フロリアーノ ぼくは信じている。 きみがあんなこ…

慈悲ぶかきバレンシア

ソローリャ《精神疾患の男を救うホフレ》 バレンシア市庁舎 1887年 Father Jofré Protecting a Madman - Joaquin Sorolla y Bastida - The Athenaeum 騎士 レオナート、私はさっきまで、 マントで顔を隠しながら、 この名高いバレンシアの市内をしばらく散策…

バレンシアはお好き?(さいご)

せっかくなので、2012年にバレンシアで撮影してきた写真をもう少し。 カテドラルに隣接する「ミゲレテの塔」。ロペの『バレンシアのらんちき騒ぎ』の中でも言及されています。塔の上まで昇ることができます。 こちらは聖ピオ5世美術館の展示室。もともとは聖…

バレンシアはお好き?(続き)

私がバレンシアに行ったのは2012年の6月でした。バルセロナから日帰りというあわただしい滞在だったので、カテドラル(大聖堂)と聖ピオ5世美術館しか見られませんでしたが、それだけでもとても見応えがありました。次に行く機会があれば、ラ・ロンハなども…

バレンシアはお好き?

現在、『バレンシアのらんちき騒ぎ』の翻訳中です(Hiikichiさんのリクエストで)。しかしなかなか進みません…とりあえず、スペインで上演された舞台の動画をご紹介しておきます。セリフや舞台装置は現代風にアレンジされていて、ミュージカル風に出演者が歌…