Las comedias de Lope de Vega

17世紀スペインの劇作家ロペ・デ・ベガの未邦訳作品を翻訳しています。Traducciones (relativamente libres) de unas comedias de Lope ineditas en japonés. はじめての方はカテゴリー「このブログについて」からご覧ください。無断転載はお断りいたします。

あらすじデータベース(ジャンル別・宗教劇)

マードレ・テレサ・デ・ヘスス(Madre Teresa de Jesús, la)

ロペへの帰属:ほぼ確実 執筆年代:1590-1604年 種類:宗教劇 補足:カルメル会の改革運動を興した聖人、聖テレサ・デ・ヘスス(イエズスのテレジア、アビラのテレジア、大テレジアなどとも呼ばれる)の生涯を扱ったもの。現在テレサ・デ・ヘススを扱った草…

最高の女性の母(Madre de la mejor, la)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1610-1615年 種類:宗教劇 補足:聖母マリアの母である聖アンナを主人公とした宗教劇。 参照元:ARTELOPE. Base de datos y Argumentos del teatro de Lope de Vega ナザレに住む信心深いヨアキムとアンナは、結婚して20年にな…

聖なる狂気(Locos por el cielo, los)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1598-1603年 種類:宗教劇 補足:当時の聖人伝に基づき、4世紀初めにニコメディア(現在はトルコのイズミット)で殺された殉教者たちの物語を描いている。リマで1604年に上演された。 男装の女性が登場する。 参照元:ARTELOPE…

染み無き清らかさ(Limpieza no manchada, la)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1618年 種類:宗教劇 補足:1618年に書かれ、同年にサラマンカで上演された。一般的なコメディアとは異なり、寓意的な人物が多く登場する聖体劇に近い性格を持っている。聖母マリアの「無原罪の御宿り」の教義を礼賛する目的で…

聖イシドロの青年時代(Juventud de san Isidro, la)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1622年 種類:宗教劇 補足:マドリードの守護聖人である農夫聖イシドロ(ラテン語ではイシドルス)の青年時代を描く。イシドロは1622年に列聖された。この戯曲は『聖イシドロの幼年時代(La niñez de san Isidro)』とともに、…

追加:バルラーンとホサファト(自筆原稿による)(Barlaán y Josafat, autógrafo)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1611年? 種類:聖人伝と伝説に基づく宗教劇 補足:『バルラーンとホサファト』のロペによる自筆原稿は第二次大戦中に失われたとみなされていたが、Daniele Crivellariは2015年にそれがスイスに現存していることを発表した。Ar…

フアン・デ・ディオスとアントン・マルティン(Juan de Dios y Antón Martín)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1611-1612年 種類:宗教劇 補足:ポルトガル生まれの聖人「神の聖ヨハネ(あるいは聖ヨハネ・ア・デオ。スペイン語読みではフアン・デ・ディオス。多くの貧者を救済し、彼の名を冠した病院修道会が作られた)」と、彼の弟子で…

トビトの物語(Historia de Tobías, la)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1606-1615年 種類:宗教劇 補足:カトリック教会における旧約聖書続編『トビト記』の内容に基づいている。 参照元:ARTELOPE. Base de datos y Argumentos del teatro de Lope de Vega 舞台はアッシリアの都市ニネベ。老いたユ…

美しきエステル(Hermosa Ester, la)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1610年 種類:宗教劇 補足:旧約聖書の『エステル記』に基づく。アンドレア・マリア・デ・カスティーリョという女性に献呈されている。 参照元:ARTELOPE. Base de datos y Argumentos del teatro de Lope de Vega ペルシャの…

偽りなき演技(Fingido verdadero, lo)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1608年? 種類:聖人伝に基づく宗教劇 補足:ジャンルとしては宗教劇であるが、メタ演劇の要素をもった興味深い作品である。ローマのディオクレティアヌス帝時代に殉教したとされる喜劇役者の聖ゲネシウスを扱っており、劇作家…

支払われた身代金(Fianza satisfecha, la)

ロペへの帰属:議論の余地あり 執筆年代:1612?-15?年 種類:宗教劇 補足:悪魔的な所業を繰り返す罪人の改心を扱ったもの。ティルソ・デ・モリーナの『セビーリャの色事師と石の招客』や『不信心ゆえ地獄堕ち』との共通点が認められる。罪人を救おうとする…

聖なるアフリカ人(Divino Africano, el)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1610年? 種類:宗教劇 補足:4-5世紀に生きた聖人アウグスティヌスの生涯を描く。 参照元: ARTELOPE. Base de datos y Argumentos del teatro de Lope de Vega カルタゴの学校で修辞学を教えているアウグスティヌスは、学生…

ロザリオの信心(Devoción del rosario, la)

ロペへの帰属:議論の余地あり 執筆年代:1604-15年 種類:宗教劇 補足:一時はイスラム教に改宗し妻を持ちながらも、再びキリスト教徒に戻って殉教したイタリアのドミニコ会修道士アントニオ・ネイロト(Antonio Neyrot)の生涯を描いている。アントニオは1…

天地創造、および人類の最初の罪(Creación del mundo, y primer culpa del hombre, la)

ロペへの帰属:議論の余地あり 執筆年代:1631?-35?年 種類:宗教劇 補足:旧約聖書『創世記』の内容にもとづいている。また、アダムの息子カインが子孫のレメクの射た矢にあたって死んだという伝説も物語に取り入れている。 参照元: ARTELOPE. Base de d…

落ちた王冠とモーセの杖(Corona derribada y vara de Moisés, la)

ロペへの帰属:議論の余地あり 執筆年代:1597-1603年? 種類:宗教劇 補足:旧約聖書『出エジプト記』の物語を扱ったもの。 参照元: ARTELOPE. Base de datos y Argumentos del teatro de Lope de Vega エジプトのファラオは、国内で生まれたイスラエル人…

ベツレヘムの枢機卿、聖ヒエロニムスの生涯(Cardenal de Belén y vida de san Jerónimo, el)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1610年 種類:宗教劇 補足:4世紀に生きた聖人ヒエロニムスの生涯を描く。トリニダード(三位一体)会の修道士であり、王付き説教師で詩人でもあったパラビシーノに捧げられている。大掛かりな舞台装置を使って上演されたもの…

聖母の司祭(Capellán de la Virgen, el)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1613-16年 種類:宗教劇 補足:7世紀に生きたトレドの大司教聖イルデフォンソの生涯を描く。 参照元: ARTELOPE. Base de datos y Argumentos del teatro de Lope de Vega セビーリャの神学校で、イルデフォンソとラミーロとい…

聖体の騎士(Caballero del sacramento, el)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1610年 種類:宗教劇 補足:宗教劇であるが、歴史劇、宮廷劇の興趣も盛り込まれている。 参照元: ARTELOPE. Base de datos y Argumentos del teatro de Lope de Vega シチリアの王マンフレードが、婚約者であるバルセロナ伯の…

守護天使(Buena guarda, la)

ロペへの帰属:確実 執筆年代:1610年 種類:伝説にもとづく宗教劇 補足:ロペ自筆の草稿が残る。草稿では女子修道院の院長に設定されているドニャ・クララは、出版された戯曲集では敬虔な一般信徒に変更されている。修道女と執事の駆け落ちという内容が当時…

バルラーンとホサファト(Barlaán y Josafat)

ロペへの帰属:(現存するテキストに関しては)否定されている 執筆年代:1611年? 種類:聖人伝にもとづく宗教劇 補足:ロペによるオリジナルの草稿は、かつて個人が所有していたが、現在は行方不明である。第三者によるいくつかの改作が存在する。 インド…

アントニオ・ロカ、あるいは最も幸運な死(Antonio Roca o la muerte más venturosa)

ロペへの帰属:(Artelopeが調査した草稿に関しては)否定されている 執筆年代:不明 種類:伝説に基づく宗教劇 補足:盗賊を主人公とした宗教劇の一例。この戯曲のタイトルはロペの生前に刊行された『故国巡礼』の作品リストに載っているが、Artelopeで調査…

反キリスト(Antecristo, el)

ロペへの帰属:議論の余地あり 執筆年代:1613-1618年 種類:宗教劇 補足:バビロニアが舞台となる。ギリシャ神話における巨人族のひとりティターンが反キリスト(キリストに背く者)として描かれるが、随所にコミカルな場面が見られる。 参照元: ARTELOPE.…